東宝『エリザベート』9/21(火)18:30の回を見てきました。
極々個人的な感想です。書きたいから書いてしまっただけで他人様が読んで面白いものではないです(じゃあ自分のPCのメモ帳に書けばいいだけの話なんですがそれやるといつも失くすのです……)。
畳んておきますので以下読まないこと推奨です。
極々個人的な感想です。書きたいから書いてしまっただけで他人様が読んで面白いものではないです(じゃあ自分のPCのメモ帳に書けばいいだけの話なんですがそれやるといつも失くすのです……)。
畳んておきますので以下読まないこと推奨です。
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宝塚以外に見たもの。今度こそさくっと(笑)。
ミュージカル11、オペラ4、ストレートプレイ2、コンサート1、その他(コルテオを一応ここに)1。
『マルグリット』2009.3.14 日生劇場
『Love Legend』2009.4.14 新国立劇場中ホール
『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』 2009.5.29 シアターコクーン ※
『ME AND MY GIRL』 2009.6.6 帝国劇場
『愛の妙薬』(藤原歌劇団)2009.6.13 東京文化会館 ※
『グローリー・デイズ』 2009.6.14 新宿FACE ※
『COCO』 2009.7.18 ルテアトル銀座 ※
『オペラ・ド・マランドロ』 2009.7.26 東京芸術劇場 ※
『この世の終わりの美しい窓』 2009.8.7 タイニイアリス ※
『AIDA(アイーダ)』2009.9.7 東京国際フォーラムC ※
『ドン・カルロ』(ミラノ・スカラ座)2009.9.17 東京文化会館 ※
『オテロ』(新国立劇場) 2009.9.26 新国立劇場 ※
『ALL SHOOK UP』 2009.10.15 青山劇場 ※
『ガス人間第1号』 2009.10.22 シアタークリエ ※
『ウェルテル』 2009.11.1 オーチャードホール
『カプリッチョ』 2009.11.20 日生劇場
『レザネ・フォール』 2009.11.21 東京厚生年金会館*
『コルテオ』 2009.12.4 新ビックトップ
『シェルブールの雨傘』 2009.12.15 日生劇場
『Nine the Musical』 2009.12.23 ル・テアトル銀座
※はサイトに、*はブログに感想あり。最近の分はツイッターで多少呟いてます。
ベストと言うか、一番印象深いのは『雨の夏…』かなあ。オペラではコンサート形式ですが、大野和士の『ウェルテル』が印象に残ってます。
宝塚と合計するどんだけシアターゴーアなんだと言う感じですが、今年も性懲りもなく見てしまうんだと思います(笑)。
ミュージカル11、オペラ4、ストレートプレイ2、コンサート1、その他(コルテオを一応ここに)1。
『マルグリット』2009.3.14 日生劇場
『Love Legend』2009.4.14 新国立劇場中ホール
『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』 2009.5.29 シアターコクーン ※
『ME AND MY GIRL』 2009.6.6 帝国劇場
『愛の妙薬』(藤原歌劇団)2009.6.13 東京文化会館 ※
『グローリー・デイズ』 2009.6.14 新宿FACE ※
『COCO』 2009.7.18 ルテアトル銀座 ※
『オペラ・ド・マランドロ』 2009.7.26 東京芸術劇場 ※
『この世の終わりの美しい窓』 2009.8.7 タイニイアリス ※
『AIDA(アイーダ)』2009.9.7 東京国際フォーラムC ※
『ドン・カルロ』(ミラノ・スカラ座)2009.9.17 東京文化会館 ※
『オテロ』(新国立劇場) 2009.9.26 新国立劇場 ※
『ALL SHOOK UP』 2009.10.15 青山劇場 ※
『ガス人間第1号』 2009.10.22 シアタークリエ ※
『ウェルテル』 2009.11.1 オーチャードホール
『カプリッチョ』 2009.11.20 日生劇場
『レザネ・フォール』 2009.11.21 東京厚生年金会館*
『コルテオ』 2009.12.4 新ビックトップ
『シェルブールの雨傘』 2009.12.15 日生劇場
『Nine the Musical』 2009.12.23 ル・テアトル銀座
※はサイトに、*はブログに感想あり。最近の分はツイッターで多少呟いてます。
ベストと言うか、一番印象深いのは『雨の夏…』かなあ。オペラではコンサート形式ですが、大野和士の『ウェルテル』が印象に残ってます。
宝塚と合計するどんだけシアターゴーアなんだと言う感じですが、今年も性懲りもなく見てしまうんだと思います(笑)。
Musical Review『レザネ・フォール』~愛と幻影の巴里~@東京厚生年金会館、11月21日(土)15時を見て参りました。東京で3回ある公演の真ん中の回。
宝塚OG公演と言うことで、出演者は鳳蘭、麻路さき、湖月わたる、彩輝なお、星奈優里等々の元タカラジェンヌ、プラス黒一点の福井貴一。構成・演出は大野拓史。
と言う訳で。
大野君趣味に走りすぎ!と唖然、いやむしろ大喜び(笑)。
そもそも「パリで諜報活動中に官憲に追われレビュー小屋に逃げ込んだ甘粕大尉(福井)が、日本からレヴューを学びに来る手筈になっていた白井鐵造に間違えられ、そのまま白井として潜伏することに」と言う設定だけでいかにも大野君。
そして彼を迎えるレビュー小屋の面々は、誇り高き美貌の花形スター(星奈)、彼女の恋人で包容力ある穏やかな男役スター(麻路)、その妹でやはり男役だが諜報活動にも通じている謎の女(彩輝)、彼女たちをまとめて小屋を切り盛りする剛毅で底知れないところのあるマダム(鳳)、マダムと甘粕だけにしか見えない夢魔(湖月)。そして可憐な踊り子にして聖母のような笑顔と強さを湛え、甘粕の過去を呼び起こす娘(南海まり)。
基本的な構成は『ACHE』に似てます。最初に甘粕の状況説明的モノローグはあるけれど、華やかなレビューショーから芝居に移行し、芝居の終了からまたレビュー、という。そう言えば1幕幕切れの仕方も似てるかも(さえちゃんが正体を現して2幕への引き、という)(笑)。
ファシズムが台頭する世相や大杉栄暗殺など歴史上の事実を絡ませ、宝塚レビュー、そして「すみれの花咲く頃」に繋げる手際にはクスリとさせられつついつもながら上手いよなと。そしてアジールである芝居小屋ではしばしば夢とうつつが曖昧になり、鬱屈してどこにも行けないまま迷い込んだ男は幻影の中で自分の罪を呼び起されて立ち尽くす。しかし最後の最後には、そこに込めた大野君の宝塚への真摯な思いに泣かされて。
で、その後のレビューは圧巻のツレ様オンステージ(笑)。だって「奥様お手をどうぞ」でツレ様が客を口説いてダンスに誘って一緒に踊っちゃうんですよ! ムッシュもマダムもなんでもござれですよ! 更に「ろくでなし」とか「セ・マニフィーク」とかとか。
トークも絶好調でした。マリコサエコを「本当に何も考えてないでしょ!」いじる様子を見ていると、ツレ様にとってこの二人は樹里ぴょんにとってのまさこみたいなもんなんかなーと思ったり(笑)。あ「もし百万円当たったら」に結婚資金と答えたら笑われて「失礼です!」と地団駄を踏む優里姫も最高でした(笑)。
レビューはOGの娘役諸嬢(レビュー小屋の踊り子さんたち)がみんなきれいで所作や姿が美しくて魅力的で、やっぱり宝塚ってすごいなあと思わせられました。ああいうひとたちを輩出する世界というのはすごいと思った。
と言う訳でとても楽しかったのですが、これ演目としてはどうなのかなあ、と思わなくもないです。私は大野芝居もベタベタな宝塚ショーもどっちも大好物だからいいんですけど、宝塚OG公演(宝塚ではないけれど宝塚っぽいものを見せますよ)として地方を回るには、ちょっとこの芝居は客層に合わないんじゃないだろうかと(苦笑)。耽美でオタクでうっすらと中二病テイストも漂いつつ蘊蓄に支えられた芝居。いやテーマは間違いなく宝塚愛なんだけども。あと大野君はOG公演だと宝塚じゃないからと考えるのかすみれコードをぶっちぎることがありますが(今回の同性愛恋人設定とか)、OGファンは現役宝塚ファンよりもむしろ保守的なことがあると思うのでそれはどうなんだろうかと。
最後カーテンコールで、レビューには出ていない福井さんが「ツレちゃんの迫力で(自分が出ていた)地味な芝居が全部吹っ飛んだやないですか」と言ったらツレ様「あー地味な芝居、ハハハ」とバッサリ。
いや、うん、こういう企画ならむしろ狸御殿の方がいいのかもしれない。
でも私は楽しかったのでこれでいいんですけど(笑)。
個人的に、最初のレビューシーンのカンカンにやられました。だってフェット・アンペリアルの衣装!歌も同じ!おまけにみなみがいる!! いやここで泣いたら変な人なので堪えましたが。
と色々書きましたが実は踊りまくるワタさんにほぼオペラ固定でした。
夢魔。プログラムによるとサキュバス。現の人ではなく男でも女でもない、普通の人には見えない存在で常に舞台の隅であるいは中央で踊り、佇み、人々の間を泳ぐ。
……すごい格好いいんですけど(素)。
その動きとか、立ち姿とか、指先の表情とか。うっかり、現役時代よりダンス上手くなった?とか思ってしまったけれど(いや実のところダンスの良し悪しなんてよくわからないんだけれど)、男役でなくなって男らしく見せようと心がける必要がなくなったので、単純に純粋にきれいに見えるようにできるのかなと。そんなことも思いました。いやほんとすごい格好良かった(所詮ファンですから)。
黒髪のラフな感じのロン毛で衣装は黒に赤を利かせたアニメテイスト軍服(齋藤ショーというより石田ショーに出てきそうな感じ)ですがそのキッチュな感じが芝居小屋の猥雑さには合っていたのかもな。燕尾風の裾を翻すのがこれがまた。上着を脱ぐとピンクのビスチェにもなります(笑)(何故笑う)。
黒と赤はタナトスとエロス、レビューに関わる人間たちの愛憎、渦巻く情念から生まれた夢魔。とか書く奴だからこういうの好きな訳ですよね自分も(苦笑)。
あと、他の元男役の皆様は芝居で女性設定なのに一人だけ違う(中性)なのが流石だなあと思いました(って何が・笑)。
最後のレビューシーンではあまり出てこないのは、「これはお芝居の続きですよ」という大野君のこだわりなのだろうなあ(人外だから)、と私は理解しました。
以下、ストーリーのネタばれになるので念のため畳みます。
宝塚OG公演と言うことで、出演者は鳳蘭、麻路さき、湖月わたる、彩輝なお、星奈優里等々の元タカラジェンヌ、プラス黒一点の福井貴一。構成・演出は大野拓史。
と言う訳で。
大野君趣味に走りすぎ!と唖然、いやむしろ大喜び(笑)。
そもそも「パリで諜報活動中に官憲に追われレビュー小屋に逃げ込んだ甘粕大尉(福井)が、日本からレヴューを学びに来る手筈になっていた白井鐵造に間違えられ、そのまま白井として潜伏することに」と言う設定だけでいかにも大野君。
そして彼を迎えるレビュー小屋の面々は、誇り高き美貌の花形スター(星奈)、彼女の恋人で包容力ある穏やかな男役スター(麻路)、その妹でやはり男役だが諜報活動にも通じている謎の女(彩輝)、彼女たちをまとめて小屋を切り盛りする剛毅で底知れないところのあるマダム(鳳)、マダムと甘粕だけにしか見えない夢魔(湖月)。そして可憐な踊り子にして聖母のような笑顔と強さを湛え、甘粕の過去を呼び起こす娘(南海まり)。
基本的な構成は『ACHE』に似てます。最初に甘粕の状況説明的モノローグはあるけれど、華やかなレビューショーから芝居に移行し、芝居の終了からまたレビュー、という。そう言えば1幕幕切れの仕方も似てるかも(さえちゃんが正体を現して2幕への引き、という)(笑)。
ファシズムが台頭する世相や大杉栄暗殺など歴史上の事実を絡ませ、宝塚レビュー、そして「すみれの花咲く頃」に繋げる手際にはクスリとさせられつついつもながら上手いよなと。そしてアジールである芝居小屋ではしばしば夢とうつつが曖昧になり、鬱屈してどこにも行けないまま迷い込んだ男は幻影の中で自分の罪を呼び起されて立ち尽くす。しかし最後の最後には、そこに込めた大野君の宝塚への真摯な思いに泣かされて。
で、その後のレビューは圧巻のツレ様オンステージ(笑)。だって「奥様お手をどうぞ」でツレ様が客を口説いてダンスに誘って一緒に踊っちゃうんですよ! ムッシュもマダムもなんでもござれですよ! 更に「ろくでなし」とか「セ・マニフィーク」とかとか。
トークも絶好調でした。マリコサエコを「本当に何も考えてないでしょ!」いじる様子を見ていると、ツレ様にとってこの二人は樹里ぴょんにとってのまさこみたいなもんなんかなーと思ったり(笑)。あ「もし百万円当たったら」に結婚資金と答えたら笑われて「失礼です!」と地団駄を踏む優里姫も最高でした(笑)。
レビューはOGの娘役諸嬢(レビュー小屋の踊り子さんたち)がみんなきれいで所作や姿が美しくて魅力的で、やっぱり宝塚ってすごいなあと思わせられました。ああいうひとたちを輩出する世界というのはすごいと思った。
と言う訳でとても楽しかったのですが、これ演目としてはどうなのかなあ、と思わなくもないです。私は大野芝居もベタベタな宝塚ショーもどっちも大好物だからいいんですけど、宝塚OG公演(宝塚ではないけれど宝塚っぽいものを見せますよ)として地方を回るには、ちょっとこの芝居は客層に合わないんじゃないだろうかと(苦笑)。耽美でオタクでうっすらと中二病テイストも漂いつつ蘊蓄に支えられた芝居。いやテーマは間違いなく宝塚愛なんだけども。あと大野君はOG公演だと宝塚じゃないからと考えるのかすみれコードをぶっちぎることがありますが(今回の同性愛恋人設定とか)、OGファンは現役宝塚ファンよりもむしろ保守的なことがあると思うのでそれはどうなんだろうかと。
最後カーテンコールで、レビューには出ていない福井さんが「ツレちゃんの迫力で(自分が出ていた)地味な芝居が全部吹っ飛んだやないですか」と言ったらツレ様「あー地味な芝居、ハハハ」とバッサリ。
いや、うん、こういう企画ならむしろ狸御殿の方がいいのかもしれない。
でも私は楽しかったのでこれでいいんですけど(笑)。
個人的に、最初のレビューシーンのカンカンにやられました。だってフェット・アンペリアルの衣装!歌も同じ!おまけにみなみがいる!! いやここで泣いたら変な人なので堪えましたが。
と色々書きましたが実は踊りまくるワタさんにほぼオペラ固定でした。
夢魔。プログラムによるとサキュバス。現の人ではなく男でも女でもない、普通の人には見えない存在で常に舞台の隅であるいは中央で踊り、佇み、人々の間を泳ぐ。
……すごい格好いいんですけど(素)。
その動きとか、立ち姿とか、指先の表情とか。うっかり、現役時代よりダンス上手くなった?とか思ってしまったけれど(いや実のところダンスの良し悪しなんてよくわからないんだけれど)、男役でなくなって男らしく見せようと心がける必要がなくなったので、単純に純粋にきれいに見えるようにできるのかなと。そんなことも思いました。いやほんとすごい格好良かった(所詮ファンですから)。
黒髪のラフな感じのロン毛で衣装は黒に赤を利かせたアニメテイスト軍服(齋藤ショーというより石田ショーに出てきそうな感じ)ですがそのキッチュな感じが芝居小屋の猥雑さには合っていたのかもな。燕尾風の裾を翻すのがこれがまた。上着を脱ぐとピンクのビスチェにもなります(笑)(何故笑う)。
黒と赤はタナトスとエロス、レビューに関わる人間たちの愛憎、渦巻く情念から生まれた夢魔。とか書く奴だからこういうの好きな訳ですよね自分も(苦笑)。
あと、他の元男役の皆様は芝居で女性設定なのに一人だけ違う(中性)なのが流石だなあと思いました(って何が・笑)。
最後のレビューシーンではあまり出てこないのは、「これはお芝居の続きですよ」という大野君のこだわりなのだろうなあ(人外だから)、と私は理解しました。
以下、ストーリーのネタばれになるので念のため畳みます。