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2025/05/31 15:41 |
星組『リラの壁の囚人たち』その2
『リラの壁の囚人たち』バウホール千秋楽おめでとうございます。

5/16(日)、2公演見てきました。消耗した(笑)。
とてもいい舞台だけど、切ないし色々考えさせられるので、本来はダブルヘッダーするような作品じゃない。何度も見たいけどヘビーリピートはきついジレンマ。公演期間短いですし。

てるれみの切なさが上がっていたなあ。エドとポーラのデュエット、先週見たときはつかの間でも幸福感を感じたのだけれど、今回は結ばれないと思っている切なさの方が際立って見えた。
他の役も、皆それぞれ、よりその人物になっている、ように見えた。
某ジュンタさんに、「天寿みっきーがきらっきらしてるよー」と言ったら「やりすぎてるんじゃないの?」と聞かれましたが「大丈夫みんなやりすぎてるから!」と笑顔で即答しました。そんな感じで(笑)(いいのかソレ)。いつか入り込みすぎたベニーが勢いあまって車椅子ごと舞台から落ちるんじゃないかと心配です。

あと、『リラ壁』が面白いのは、主要人物だけでなく中庭の住人たちの姿がちゃんと描かれているということもあるのだろう、と今回見て思いました。占領下のパリ、抑圧され不安に怯える不自由な日々。でもそんな中にも楽しみや喜びがある、恋に心揺れたり生き方を迷ったりする、そんな、普通の人たちの日常。
ひとりひとりが生きた血の通った人間に見えるからこそ、クライマックスに説得力がある。彼らと一緒にその時を感じることができる。
下級生もみんなやりがいあるだろうなー、と思います。ひとりずつ役作りを聞いてみたいくらい。
あ、ドイツ兵の子たちも負けずに熱演で、特に凰姿君が、君若いのになんでいばった兵隊役がそんなに上手いの!と思う。マイク入っていないのに「大尉ィ!」と絶叫している輝咲君もいいです。うんうん、君の気持ちもわかるよ(笑)。

しかし細かいところが色々と記憶と違っていてちょっと呆然。あ、あれ?と目をこすりました。幻を見たのか反芻するうちに捏造したのか舞台の方が変わったのかはわかりませんが、と言う訳で私の書いたものはあまり信用なさらないように(苦笑)。

マリー(とギュンター)の話、ジョルジュ(とポーラとエド)の話は少し長めに書きたいなあと思ってます。書けるかどうかはともかく。
いい作品だと心から思っていますし基本絶賛口調ですが多少の不満もなくもない、という話も、書けたらまたいずれ。

フィナーレでお辞儀するとき、かなめ君が「ありがとうございます」と口を動かしているのを見ました。私が見た時は毎回やっていたと思う。
公演前からメディア等を通じて、やる気、主演できることの喜びを感じている様子が見えて頼もしいなと思っていたけれど、実際の公演が始まって本当にやりがいを感じて充実してるんだろうな、と思える様子でした。

また、青年館で見るのが楽しみです。

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2010/05/18 23:19 | Comments(0) | TrackBack() | 宝塚・星

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