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2025/05/29 06:05 |
月組『ラストプレイ/Heat on Beat!』東宝千秋楽
今更ながら、日曜日は月組千秋楽でした。
朝から日比谷で入りギャラリー、移動してラストディ中継、日比谷に戻って出パレードのギャラリー。

まとまった文章が書けそうもないので思いつくままに書きとめます。

入り。
・アサコさんはクラシックカーで登場。オープンカーでない。車には全く知識がないが後で聞いたらロールスロイスとのこと。黒く角ばったクラシカルなフォルムが私にはロンドンタクシーのように見えて、ビルを思い出しました。
・アフロ騎馬登場。またがって両手をあげてアピール、一回転するアサコ氏。そのまま身をかがめて白い花で飾られたゲートをくぐる。こんなの初めて見た(笑)。

中継。
・芝居の、アリステアがピアノを売るのをやめると言ったときの表情と、ショーの「枯葉」で舞台中央で踊るきりやんを下手花道で見つめる姿。この2か所であいあいを映してくれたのが嬉しかった。特に「枯葉」はすごく素敵な笑顔だったのです。
・もうひとつ、最後アリステア(瀬奈さん)が銀橋を渡るとき、本舞台で斜め上方を見つめるヘレナ(しずく)の姿が映り込むように見せてくれたのが嬉しかった。ここのしずくの表情、まっすぐなまなざしがとても好きでした。
・アリステア、ムーア(きりやん)、エスメラルダ(あいあい)の三重唱の最後「祈るように」が本当に祈るように響いて好きだったのです。
・予想どおり千秋楽では泣けたあひそのコミックソングデュエット。「待ーって♪」もうあひくんは待ってくれないんだよ……。
・ショーについて書きそびれていましたが、アサコさんが一人で裸足で踊るとき、背景に星が流れるのが好きでした。
・あひしず銀橋。この場面も好きだ。あひくんの優しく一抹の寂しさを含んだ表情に二の宮を彷彿とさせられる。
・黒燕尾。シンプルな飾りのない黒燕尾のアサコ氏、組子ひとりずつと絡む時の表情が何とも。組を愛し組子を愛し、いいトップさんだったのだなあ、と思う。

・サヨナラショー。レビュドリに、あああのときはささらんがいた、ほっくんがいた、とちょっと遠くを見てしまう。でもそれはある程度任期のあったトップさんのサヨナラにはあってしかるべきことで。
・「あごで受け止めて」を歌うしずくに、この子にはこの歌を実感として受け止め、「あごで受け止めてニヤリとしてからスマイル」というフレーズを我が事のようにして自分を励ますことが多かったのだろうな、と思った。そしてそれは宝塚という色々なこと(良いことも悪いことも)が濃密で純粋である世界で、全力で生きている人たち皆がそうなのだろうなと。
・ランベスウォークは楽しい、本当に楽しい。パーチェスター・まやさんを見たときのアサコさんの子供のような笑顔が焼き付いている。
・「奇跡」僕は神様じゃないから本当の愛は知らない、でも君への愛は神様にも負けない。いい歌だと思う。この最後の公演になって今までになく月組を見て、アサコさんは素直でシャイで、でもしっかりと組子を愛し組子に愛された人だったんだなあ、とぼんやりと思っていたのが、この歌を聴きながら明確になりました。私の中で。

・ご挨拶……はよく覚えていない(駄目駄目)。同期からのお花の時に、同期一同が出てきているような様子に、そういう風にするようになったのかよかったなあ、と思った。
・アサコさんへの同期からお花はかしちゃん。ピカピカの笑顔で、可愛かった。「素敵よ」「ありがとう」なんて微笑いながら言い合っていたのに、組からのお花を渡すきりやんは固くかしこまった感じ。緊張していたか、泣くのを堪えていたのかもしれない。
・「宝塚の男役が私のやりたかった役(大意)」に、ああそうなのかと。カーテンコールで、舞台、客席、中継会場にも声をかけて一緒に一本締めをしたのは、末席で参加できたような気になって嬉しかったですが、後でサンスポの記事で「宝塚への思いや男役として生きることにあきらめをつけるために(大意)」と言っていたのを読んでまた、ああ、と。
・アサコさんに急に話を振られて固まる越乃組長とその隣ではらはらした顔をしているそのか。そのかがいてくれてよかったなあと今回色々な意味で思った。
・アサコさんが「霧矢大夢率いる月組」と言った瞬間に、きゅーっとなった霧矢さんの表情が忘れられません。眉間にしわが寄って泣くのを堪えるように目を細めた。
・ずっと何やら囁き合ったりじゃれあっているあいしずがかわいすぎました。
・おときちの「幸せすぎて笑いがこみ上げてきます」はすごい名言。実際、退団者一同、すごく幸せそうに見えた。
・いい千秋楽でした。

パレード。
・日比谷に戻った時には既に人だかり。でもあいあいとしずくはちょっと垣間見えた。
・あいあいの「みんなだいすき!」のくっきりはっきりした声が耳に残ってます。入りの時も言っていた。
・アサコさんは他の人より広範囲を歩いてくれたので見えました。退団するトップさんの素顔化粧の袴姿はいつも驚くほどほっそりと、そして白く発光しています。

繰り返しますが、いい千秋楽でした。退団者が口にする「幸せ」が中継の画面からも伝わってきた。
やはり舞台を見ると見ただけ好きになります。今回、月組が今までよりもっと好きになったし、これからの月組も好きだと思う。

そして公式サイトスターファイルの月組にきりやんとまりもの笑顔が並んでいるのが感慨深いです。
どうかまりもをよろしくお願いします(星担的に)(お前はまりもの何だって感じですが)。

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2009/12/30 23:59 | Comments(0) | TrackBack() | 宝塚・月

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