昨日欄で星ロミジュリと雪ロミジュリの印象の違いを縷々書きましたが、キャッチコピーをつけるとしたら星は「駆け抜ける青春」、雪は「愛と狂気のヴェローナ」という感じかなあという気がしています。いやコピーの拙さはおいといて、印象として。
前回の続き。「死」と「愛」の話。まとまらないままつらつらと。
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1/8(土)と1/9(日)のそれぞれ15時公演を見てきました。
キムくん大劇場トップお披露目おめでとう!
白い大羽根が似合って、立派なトップさんでした。パレードでぴょこんぴょこん元気にお辞儀をする姿に、もしかしてナイアガラ逆流やっちゃうんじゃ、と期待したり(笑)。
以下感想です。たたみます。
どうしても星版との比較になってしまうのはご容赦を。基本的に同じことをやっているはずなのに別物になっていてどちらも面白かった。演者の個性と組カラーの違いってすごく面白いなと。
まずは、全体感想と二人のジュリエットについて。
キムくん大劇場トップお披露目おめでとう!
白い大羽根が似合って、立派なトップさんでした。パレードでぴょこんぴょこん元気にお辞儀をする姿に、もしかしてナイアガラ逆流やっちゃうんじゃ、と期待したり(笑)。
以下感想です。たたみます。
どうしても星版との比較になってしまうのはご容赦を。基本的に同じことをやっているはずなのに別物になっていてどちらも面白かった。演者の個性と組カラーの違いってすごく面白いなと。
まずは、全体感想と二人のジュリエットについて。
毎日暑いですが空気がやや秋めいてきました。のでぼちぼちブログに向かおうかと思います。
水さんとみなこと、雪組の8名の皆様の退団公演。
この間の日曜11時半がマイ楽でした。(千秋楽中継は見ますが)
大劇で3回、東宝で3回、計6回見ました。ショーはブルース3回、ラテン3回と結果的にバランス良くてラッキーでした。一番好きな場面はオペラ座幻想かな。水みなががっちり組んでくれているし、深読み妄想し甲斐があるし(笑)。あのオペラ座はヴェネツィアのフェニーチェ座なのだと勝手に思っています。はらはらと舞い落ちる赤い羽根。不死鳥の名を持つ、水の都の、炎で焼け落ちた劇場。
あでもせしるチェック視点ではオープニングが良かったです!傾(かぶ)いた髪型でオラオラやってるのが超好みだった!あとギャングのとこもピン撮り。
まとまらないままに、それでも千秋楽前に何か書いておきたくて『ロジェ』の感想を。ちなみに私は基本正塚作品には点が甘く『ロジェ』も好きなので、趣味が合わない方は続きはクリックせずにスルーしていただけると幸甚です。
水さんとみなこと、雪組の8名の皆様の退団公演。
この間の日曜11時半がマイ楽でした。(千秋楽中継は見ますが)
大劇で3回、東宝で3回、計6回見ました。ショーはブルース3回、ラテン3回と結果的にバランス良くてラッキーでした。一番好きな場面はオペラ座幻想かな。水みなががっちり組んでくれているし、深読み妄想し甲斐があるし(笑)。あのオペラ座はヴェネツィアのフェニーチェ座なのだと勝手に思っています。はらはらと舞い落ちる赤い羽根。不死鳥の名を持つ、水の都の、炎で焼け落ちた劇場。
あでもせしるチェック視点ではオープニングが良かったです!傾(かぶ)いた髪型でオラオラやってるのが超好みだった!あとギャングのとこもピン撮り。
まとまらないままに、それでも千秋楽前に何か書いておきたくて『ロジェ』の感想を。ちなみに私は基本正塚作品には点が甘く『ロジェ』も好きなので、趣味が合わない方は続きはクリックせずにスルーしていただけると幸甚です。
またちょっと西に行ってきました。
12/12(土) 青蓮院門跡青不動明王拝観、若冲ワンダーランド@MIHO MUSEUM
12/13(日) 雪全ツ12時観劇
遠征と言うか、観劇メインではないので一応旅行?(笑)道中の様子は多少ツイッターで呟いております。
まずは取り急ぎ雪全ツの話。本日My楽にして前楽。
流石大阪梅田!ある意味宝塚のご当地(いや隣の県だけど)。ポンポン率のみならずペンライト率が高くて、客席がきれい。雪景色メンバーが来ていて盛り上がりました。2階席後方だったのでよくは見えませんでしたが、ショーの前に気合い入れてポンポン準備している雰囲気が可愛かった(笑)。
『情熱のバルセロナ』
一番印象が強かったのはリンダ。大芝居になり、迫力を増し存在感を増し、年齢設定も上がっているように見えた。正に宮廷第一の貴婦人。前半の娘らしさを残したような造型も好きだったのだけれど、やはりこれが完成形なのかなと。宮廷の大物であり大人の女である色が濃くなった分、年下のフランシスコの心が若い娘ロザリアに向けられている切なさやり切れなさ、複雑さが際立った気がします。
あとこれは今まで私が見えていなかっただけかもしれませんが、最後のフランシスコの表情がこんなだったかなあと。
前回11/23名古屋で見たときは、その前の捕らわれたとき、そして死刑を言い渡された時の愛に生き愛に死ぬ喜びの表情の方が印象強くて、それが叶わない、そんな風に生きることの罪を悟ってしまう未来が苦しいなあと思って見ていたのです。
が、今日、最後幕切れの顔を見て。苦しいだけじゃない、思いのまま生きられない苦しみだけじゃない、前向きな意志のようなものが感じられて。
幕間に会った友人が「(色々あったけど大人になって)いい男になると思う」と言った言葉に、素直に頷けた、そんな顔に見えました。
市川初見時は、水さんにこんな若気の至りみたいな役、と思ったけれど、こうなって見るとやはり水さんならではのフランシスコだったのだなあ、と思います。その、大人になること、と、それでも失わない前向きさが。
それに対するみなこのロザリアも、最初の「天使のような」少女から、愛のために父親を裏切り罪を犯し、その罪を悔いながら「あなたのいない平穏な生活なんて!」と叫ぶ、複雑な大人の女性になっている。こちらも回を重ねるごとに芝居が深まって、と言うか、わかりやすく見えるようになってきたなあ、と思いました。いやほんと良かったと思います、みなこ。
あ、偽装結婚式のファノ&モニカ、昨日はせしるがきゃびいの鼻の頭をつんつんしていたと聞いて楽しみにしていたのですが、今日はやってくれませんでした。残念!
『RIO DE BRAVO!!』
これはもう楽しかった!
雪景色組一行が大盛り上がりで、出演者の方も皆アピールしてました。水さんはガロの客席降りで帽子渡したらそのまま回覧されそうになって、慌てて取り返してましたよ(笑)。
せしる機長(すっかり安心して見られるようになったなあ)、アナウンスは最初から関西弁。地で行けるもんね。最後は「ほんでもって、通天閣でのはしゃぎすぎには気を付けんとあきまへんで」みたいな感じで締めてました。
みなこママのアドリブは「クリスマスプレゼントは何がいい?」。オヅキは真顔で「リンダ・メレンデス侯爵夫人が欲しい」。その言葉にまあ!となるかおりちゃん。
みなこが言い返そうとするも「芝居を引き…」で噛みまくって続きが言えず。オヅキはそんなみなこを袖に引っ張って撤収。ユミコ氏が「芝居を引きずるなって言いたかったんだね」と引き取ってました。「そ れでは私も」と「リンダ!」と呼び掛けたものの、いつも通り振られるユミコジュリー。
署長改め店長のアドリブは「私がクリスマスプレゼントよ!」。皆ドン引き(笑)。
サッカーの場面、ここではせしる、ひーこちゃんの鼻の頭をつんつんつついてましたよ! この「俺のカノジョ」感がたまらん(笑)。チギコマ観劇のせいか前楽なせいかいつも以上に張り切ってバシバシ飛び跳ねてた気が。
ご当地出身は6人。下級生を紹介するときによく見えるようにと、みんなが右往左往大移動してガーッと前を開けるのが何とも良かった。いいなあ、雪組さんいい雰囲気だなあと思いました。
と言う訳で、結局3会場4回観劇。楽も見ないの?と聞かれましたが自担組でないので自制しました。いやそこ自制してもって感じですが。
主にせしる目当てではありましたが(苦笑)楽しかった、行って良かったです。
12/12(土) 青蓮院門跡青不動明王拝観、若冲ワンダーランド@MIHO MUSEUM
12/13(日) 雪全ツ12時観劇
遠征と言うか、観劇メインではないので一応旅行?(笑)道中の様子は多少ツイッターで呟いております。
まずは取り急ぎ雪全ツの話。本日My楽にして前楽。
流石大阪梅田!ある意味宝塚のご当地(いや隣の県だけど)。ポンポン率のみならずペンライト率が高くて、客席がきれい。雪景色メンバーが来ていて盛り上がりました。2階席後方だったのでよくは見えませんでしたが、ショーの前に気合い入れてポンポン準備している雰囲気が可愛かった(笑)。
『情熱のバルセロナ』
一番印象が強かったのはリンダ。大芝居になり、迫力を増し存在感を増し、年齢設定も上がっているように見えた。正に宮廷第一の貴婦人。前半の娘らしさを残したような造型も好きだったのだけれど、やはりこれが完成形なのかなと。宮廷の大物であり大人の女である色が濃くなった分、年下のフランシスコの心が若い娘ロザリアに向けられている切なさやり切れなさ、複雑さが際立った気がします。
あとこれは今まで私が見えていなかっただけかもしれませんが、最後のフランシスコの表情がこんなだったかなあと。
前回11/23名古屋で見たときは、その前の捕らわれたとき、そして死刑を言い渡された時の愛に生き愛に死ぬ喜びの表情の方が印象強くて、それが叶わない、そんな風に生きることの罪を悟ってしまう未来が苦しいなあと思って見ていたのです。
が、今日、最後幕切れの顔を見て。苦しいだけじゃない、思いのまま生きられない苦しみだけじゃない、前向きな意志のようなものが感じられて。
幕間に会った友人が「(色々あったけど大人になって)いい男になると思う」と言った言葉に、素直に頷けた、そんな顔に見えました。
市川初見時は、水さんにこんな若気の至りみたいな役、と思ったけれど、こうなって見るとやはり水さんならではのフランシスコだったのだなあ、と思います。その、大人になること、と、それでも失わない前向きさが。
それに対するみなこのロザリアも、最初の「天使のような」少女から、愛のために父親を裏切り罪を犯し、その罪を悔いながら「あなたのいない平穏な生活なんて!」と叫ぶ、複雑な大人の女性になっている。こちらも回を重ねるごとに芝居が深まって、と言うか、わかりやすく見えるようになってきたなあ、と思いました。いやほんと良かったと思います、みなこ。
あ、偽装結婚式のファノ&モニカ、昨日はせしるがきゃびいの鼻の頭をつんつんしていたと聞いて楽しみにしていたのですが、今日はやってくれませんでした。残念!
『RIO DE BRAVO!!』
これはもう楽しかった!
雪景色組一行が大盛り上がりで、出演者の方も皆アピールしてました。水さんはガロの客席降りで帽子渡したらそのまま回覧されそうになって、慌てて取り返してましたよ(笑)。
せしる機長(すっかり安心して見られるようになったなあ)、アナウンスは最初から関西弁。地で行けるもんね。最後は「ほんでもって、通天閣でのはしゃぎすぎには気を付けんとあきまへんで」みたいな感じで締めてました。
みなこママのアドリブは「クリスマスプレゼントは何がいい?」。オヅキは真顔で「リンダ・メレンデス侯爵夫人が欲しい」。その言葉にまあ!となるかおりちゃん。
みなこが言い返そうとするも「芝居を引き…」で噛みまくって続きが言えず。オヅキはそんなみなこを袖に引っ張って撤収。ユミコ氏が「芝居を引きずるなって言いたかったんだね」と引き取ってました。「そ れでは私も」と「リンダ!」と呼び掛けたものの、いつも通り振られるユミコジュリー。
署長改め店長のアドリブは「私がクリスマスプレゼントよ!」。皆ドン引き(笑)。
サッカーの場面、ここではせしる、ひーこちゃんの鼻の頭をつんつんつついてましたよ! この「俺のカノジョ」感がたまらん(笑)。チギコマ観劇のせいか前楽なせいかいつも以上に張り切ってバシバシ飛び跳ねてた気が。
ご当地出身は6人。下級生を紹介するときによく見えるようにと、みんなが右往左往大移動してガーッと前を開けるのが何とも良かった。いいなあ、雪組さんいい雰囲気だなあと思いました。
と言う訳で、結局3会場4回観劇。楽も見ないの?と聞かれましたが自担組でないので自制しました。いやそこ自制してもって感じですが。
主にせしる目当てではありましたが(苦笑)楽しかった、行って良かったです。
チギコマ以外について簡単に。
みみちゃん可愛かった! 一幕の可愛い美人妻お咲、二幕の一途なお嬢さんお菊、三幕の儚くも意志の強い常盤木姫、どれも良かった。ヒロイン役者だなあと。
一番うわあと思ったのは、お咲が小四郎の帰宅に驚いて逃げ出す時の華麗なジャンプです。あれを可愛くはじけられるのはすごい。
さゆちゃんは流石の上手さと存在感、このメンバーでは専科の大物級。
一幕の浪江は、出てきただけで「大店の若奥様キタ!」と思える落ち着きと風格がすごかった。「長屋で評判の美人妻」お咲みみちゃんとの対照がよかったなあ。二幕のお静も評判のおてんば娘、自分の意思を通さずにはいない感じが。どちらも出番は終盤何だけど、さゆちゃんの登場によって話が収まるんだよね。それだけの力があった。三幕の姫の身代わりとなる柚木も良かったです。これからこういう感じで活躍して行ってくれるのかなあ。
汝鳥さんがいてくれると場が締まるというか安心感があるのは言うまでもないことですが、特に一幕の上方落語は汝鳥さんなしでは成り立たなかっただろうなあと。
休演明けのナガさんがお元気そうで安心しました。一幕のお奉行様のしれっとした感じが良かったですわ。
ガオリ君大活躍! 三幕冒頭の落武者は目が利いて美しくソロ歌もあって一瞬にして空気を変える役目を果たしていたし、一幕の伊勢屋の旦那さんも大店の主人らしくはんなりした感じが出ていて良かった。(と関東もんが言っても説得力無いですが)。
そして大凪君。一幕の茶屋のお婆、長い手足を折り曲げての熱演怪演には心おきなく笑わせていただきました。拍手拍手!皺メイクもすごいけど何だか愛嬌があるんだよね。ETに似てる?
二幕三幕ではこの二人はニコイチ状態。二幕の弥次さん喜多さんは本編とは関係ない賑やかしなんだけど(船頭の汝鳥さんも含め)、真面目な弥次さんと助平な喜多さんの迷コンビぶりが楽しかったです。三幕の武士姿も美しかった。
完全に余談ですがこの二人の並びに既視感を覚えて脳内アーカイブを検索したところ、中日『王家』のケペルとメレルカでした(!)(多分あまり伝わらない)。
下級生三人の役替わり、二幕の巳之助は弟キャラでまあ下級生だれがやっても、という印象だったのですが、三幕。八郎の彩風君! 若君の身代わりを務めるべく出てきた瞬間、震撼して涙出そうになった。身代りとなって死ぬことに心からの喜びを感じているその狂気。そうだこの子革命への無垢な狂信が怖かった新公リナレス演った子だ。新公ヘンリーも本役と違ってヤバいキャラになってた子だ。今後もチェックしたいと思います。
三郎が彼を死なせるに際して「八郎、いや有盛様」と呼びかけるところがあって、帆風君のときは有盛様と呼びかけることが八郎の心を慰めるために必要かと思ったけれど、彩風君の方はそんなの要らないと思った。だって彼はもう心から満足して幸福なのだもの。
真那春人君がやる気満々な顔をしているのであちこちで目に付きます。三幕の藤太は彼女と微笑ましく、平家の人々との好対照でちょっとほっとする場面でした。
以上とりあえず。
チギコマ挨拶は割とぐだぐだだったのですが(チギは完全にぐだぐだだけどコマもかなりだった)、それすらも楽しいというか、二人が仲良さそうで(笑)。『フィフティ・フィフティ』のみつめおでも思いましたが、同期でダブル主演て楽しくていいなあと心から思いましたよ。
みみちゃん可愛かった! 一幕の可愛い美人妻お咲、二幕の一途なお嬢さんお菊、三幕の儚くも意志の強い常盤木姫、どれも良かった。ヒロイン役者だなあと。
一番うわあと思ったのは、お咲が小四郎の帰宅に驚いて逃げ出す時の華麗なジャンプです。あれを可愛くはじけられるのはすごい。
さゆちゃんは流石の上手さと存在感、このメンバーでは専科の大物級。
一幕の浪江は、出てきただけで「大店の若奥様キタ!」と思える落ち着きと風格がすごかった。「長屋で評判の美人妻」お咲みみちゃんとの対照がよかったなあ。二幕のお静も評判のおてんば娘、自分の意思を通さずにはいない感じが。どちらも出番は終盤何だけど、さゆちゃんの登場によって話が収まるんだよね。それだけの力があった。三幕の姫の身代わりとなる柚木も良かったです。これからこういう感じで活躍して行ってくれるのかなあ。
汝鳥さんがいてくれると場が締まるというか安心感があるのは言うまでもないことですが、特に一幕の上方落語は汝鳥さんなしでは成り立たなかっただろうなあと。
休演明けのナガさんがお元気そうで安心しました。一幕のお奉行様のしれっとした感じが良かったですわ。
ガオリ君大活躍! 三幕冒頭の落武者は目が利いて美しくソロ歌もあって一瞬にして空気を変える役目を果たしていたし、一幕の伊勢屋の旦那さんも大店の主人らしくはんなりした感じが出ていて良かった。(と関東もんが言っても説得力無いですが)。
そして大凪君。一幕の茶屋のお婆、長い手足を折り曲げての熱演怪演には心おきなく笑わせていただきました。拍手拍手!皺メイクもすごいけど何だか愛嬌があるんだよね。ETに似てる?
二幕三幕ではこの二人はニコイチ状態。二幕の弥次さん喜多さんは本編とは関係ない賑やかしなんだけど(船頭の汝鳥さんも含め)、真面目な弥次さんと助平な喜多さんの迷コンビぶりが楽しかったです。三幕の武士姿も美しかった。
完全に余談ですがこの二人の並びに既視感を覚えて脳内アーカイブを検索したところ、中日『王家』のケペルとメレルカでした(!)(多分あまり伝わらない)。
下級生三人の役替わり、二幕の巳之助は弟キャラでまあ下級生だれがやっても、という印象だったのですが、三幕。八郎の彩風君! 若君の身代わりを務めるべく出てきた瞬間、震撼して涙出そうになった。身代りとなって死ぬことに心からの喜びを感じているその狂気。そうだこの子革命への無垢な狂信が怖かった新公リナレス演った子だ。新公ヘンリーも本役と違ってヤバいキャラになってた子だ。今後もチェックしたいと思います。
三郎が彼を死なせるに際して「八郎、いや有盛様」と呼びかけるところがあって、帆風君のときは有盛様と呼びかけることが八郎の心を慰めるために必要かと思ったけれど、彩風君の方はそんなの要らないと思った。だって彼はもう心から満足して幸福なのだもの。
真那春人君がやる気満々な顔をしているのであちこちで目に付きます。三幕の藤太は彼女と微笑ましく、平家の人々との好対照でちょっとほっとする場面でした。
以上とりあえず。
チギコマ挨拶は割とぐだぐだだったのですが(チギは完全にぐだぐだだけどコマもかなりだった)、それすらも楽しいというか、二人が仲良さそうで(笑)。『フィフティ・フィフティ』のみつめおでも思いましたが、同期でダブル主演て楽しくていいなあと心から思いましたよ。