公式より。
2009/11/12
星組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(星組)
百花沙里
琴まりえ
梅園紗千
彩海早矢
天緒圭花
2010年3月21日(星組東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
美春あやか
2009年11月12日付で退団
----------
公式見て動転しすぎてテンションが乱高下した結果今現在ぐったり疲れてます。お前が慌ててどうするみっともない、と全力で苦笑。
全ツを見て、コインブラを見て。ああ、この人たちがこれから星組を支えていくんだなあと思った顔ぶれだったので。
ももかさんは、芝居でわー絶叫芝居じゃない通し役って初めて見た気がするけどいいじゃんいい女じゃんと思い、ショーの中詰ではダルマ姿も健在で客席下りで間近に見た時はそのゴージャスな美貌に圧倒され(笑)。今までの勢いを残したままマダム枠に幅を広げるのかなとぼんやりと思い。
コトコトは芝居のおばあちゃん役でこんな役まで上手いのかと感嘆し。ショーでは歌って踊れる相変わらずのユーティリティプレイヤー、そして何よりその娘役芸。友人と「5年たっても10年たっても新公学年男役の相手に可憐に収まって違和感無いんじゃね?」とか言っていたんだった。
しげちゃんはすっかり素敵なお姉様で、シバのクラブの場面のマダムっぷりも堂に入ってて、大人の女性だなあと。かと思うと芝居の方でバット構えてドスを利かせてるのも板についてるし(笑)、格好いい女役さんになったなあ、同期としてもちえを支えて行ってくれるんだろうなあと頼もしく見ていたんだ。
あかしは、ああ全くもう。芝居でもショーでもちえてるあかしの並びが楽しそうで楽しそうで、あんなにわくわくさせてくれたのに。初見では過去の残像のせいで多少はらはらしたけれど(苦笑)、Mr.アロー良かったのに。タップの見事さには惚れ惚れしたのに。技術プラス男役芸の濃いくどいダンス、星男として下級生のお手本としてもまだまだ居てほしかったのに。さいたまご当地出身紹介を華麗にキメた双璧が二人とも卒業していくんだなあ。
あまおっち。『コインブラ』フランシス船長がいい男で目を見張った。学年が上がって渋い役が付くようになって、どんどん魅力を発揮するようになっていたけれど、船長は渋いだけじゃなくて壮年の、実にいい男だった。お客さんナンパしても全然OK(笑)。これからこういう方向で活躍して行くんだ、と思っていた。
これからの星組を支えて行ってくれる人たちだと思っていた。
けれど今、まるで、ちえのお披露目を見守って、ちえねねてるの新体制のスタートを見届けて、下級生の成長を見て、「もうだいじょうぶだね」と微笑んで去っていくような、そんな風に感じている。
勿論皆それぞれの理由があるのだろうし、どちらにしても私の勝手な思い込みなのだけれど。
何だかいつも「こんなこともできるんだ」「おお新しい魅力が」「素敵になったなあ」と思う度に、卒業して行かれてしまうような気がするよ。(懲りない奴)
美春あやかちゃんも、休演のまま集合日付け退団は切ないね。
『太王』新公でまりいポジで可愛かったのを覚えてる。それまで優等生で大人っぽい印象があったのだけれど。これからの幸せを祈っている。
そして退団者の皆様とそのファンの皆様にとってよき公演でありますように。
結局自分にできることは見ることと祈ることだけだ。
さて、遠征計画を練り直そう(笑)。
2009/11/12
星組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(星組)
百花沙里
琴まりえ
梅園紗千
彩海早矢
天緒圭花
2010年3月21日(星組東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
美春あやか
2009年11月12日付で退団
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公式見て動転しすぎてテンションが乱高下した結果今現在ぐったり疲れてます。お前が慌ててどうするみっともない、と全力で苦笑。
全ツを見て、コインブラを見て。ああ、この人たちがこれから星組を支えていくんだなあと思った顔ぶれだったので。
ももかさんは、芝居でわー絶叫芝居じゃない通し役って初めて見た気がするけどいいじゃんいい女じゃんと思い、ショーの中詰ではダルマ姿も健在で客席下りで間近に見た時はそのゴージャスな美貌に圧倒され(笑)。今までの勢いを残したままマダム枠に幅を広げるのかなとぼんやりと思い。
コトコトは芝居のおばあちゃん役でこんな役まで上手いのかと感嘆し。ショーでは歌って踊れる相変わらずのユーティリティプレイヤー、そして何よりその娘役芸。友人と「5年たっても10年たっても新公学年男役の相手に可憐に収まって違和感無いんじゃね?」とか言っていたんだった。
しげちゃんはすっかり素敵なお姉様で、シバのクラブの場面のマダムっぷりも堂に入ってて、大人の女性だなあと。かと思うと芝居の方でバット構えてドスを利かせてるのも板についてるし(笑)、格好いい女役さんになったなあ、同期としてもちえを支えて行ってくれるんだろうなあと頼もしく見ていたんだ。
あかしは、ああ全くもう。芝居でもショーでもちえてるあかしの並びが楽しそうで楽しそうで、あんなにわくわくさせてくれたのに。初見では過去の残像のせいで多少はらはらしたけれど(苦笑)、Mr.アロー良かったのに。タップの見事さには惚れ惚れしたのに。技術プラス男役芸の濃いくどいダンス、星男として下級生のお手本としてもまだまだ居てほしかったのに。さいたまご当地出身紹介を華麗にキメた双璧が二人とも卒業していくんだなあ。
あまおっち。『コインブラ』フランシス船長がいい男で目を見張った。学年が上がって渋い役が付くようになって、どんどん魅力を発揮するようになっていたけれど、船長は渋いだけじゃなくて壮年の、実にいい男だった。お客さんナンパしても全然OK(笑)。これからこういう方向で活躍して行くんだ、と思っていた。
これからの星組を支えて行ってくれる人たちだと思っていた。
けれど今、まるで、ちえのお披露目を見守って、ちえねねてるの新体制のスタートを見届けて、下級生の成長を見て、「もうだいじょうぶだね」と微笑んで去っていくような、そんな風に感じている。
勿論皆それぞれの理由があるのだろうし、どちらにしても私の勝手な思い込みなのだけれど。
何だかいつも「こんなこともできるんだ」「おお新しい魅力が」「素敵になったなあ」と思う度に、卒業して行かれてしまうような気がするよ。(懲りない奴)
美春あやかちゃんも、休演のまま集合日付け退団は切ないね。
『太王』新公でまりいポジで可愛かったのを覚えてる。それまで優等生で大人っぽい印象があったのだけれど。これからの幸せを祈っている。
そして退団者の皆様とそのファンの皆様にとってよき公演でありますように。
結局自分にできることは見ることと祈ることだけだ。
さて、遠征計画を練り直そう(笑)。
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今更ながらにコインブラの話を続けます。
某ドリーさんが「主役が頭悪くて傍迷惑な話は多いけど今回のように大人が訳わからないのは新しい」と言っていて激しく同意。そう、コンスタンサがビメンタと出奔すると打ち明けた時の母王妃の反応「ごめんなさい」には口ぽかん状態でした。二人がいなくなった後のポルトガル王の反応も。こういう大人の不自然すぎるものわかりの良さが、中学生が書いた大河ロマンという印象になっております、私にとっては。
そういう王子と姫の童話を轟理事に主演させなくてもと思いますが、えらい人にとって古き佳き宝塚を託せるのは轟さんしかいないのかなあとも思いました。
今回はサブヒロインsと涼さんの話をします。今までに増して世迷いごと言ってます。
コンスタンサ姫=優香りこちゃんは苦戦していたと思う。今まで、姫系ヒロイン系の経験が全然ないものなあ。
私が最初にりこちゃんをいい!と思ったのは、『MdNO』の新公ジョセフィン(ルルの母)。本役の柚美さんが品のあるタイプなのが災いしていま一つピンと来なかった人物像を、したたかな女として確立させていた。上手かった。その次の『太王』は新公セームで、これまた激しくも魅力的な悪女だった。
基礎的な力はあって、そういう大人っぽい重要な役をきちっとこなせる子だ。けど、お姫様はまた別の力が要求されるんだろうなあ。
で、頑張って「純情可憐なお姫様」を演じた結果として幼くなってしまった気がする。純真無垢=子ども、みたいな。
でもその結果、唐突で考えなしな言動(母親にビメンタと逃げる計画をべらべら喋っちゃったり)(でも母親の反応にもっとびっくりした)に妙なリアリティが出たので、これはこれでありか、とも思いました。
これからヒロイン系で行くのか、それともやはり大人のいい女枠に落ち着くのか、今後が楽しみです。
もうひとり、イザベラ=夢妃杏瑠ちゃん。ちゃきちゃんのイザベラも見たかったけど、杏瑠ちゃんも良かった。酒場の看板娘、しっかり者で気が強くて、でも可愛い下町の女の子を活き活きと好演してました。コスタ=ともみんとの並びもお似合いだし、大人っぽく踊ると色気もあるし。
杏瑠ちゃんは最後のあすか茶にゲストで来ていて、あすかが「よろしくお願いします」と言っていたのを思い出すので、今回の好演が嬉しいです。これからも楽しみ。
で。コンスタンサについて触れた上で、ビメンタ=すずみん。
涼さんのコスチュームもの!貴公子!とポスター時点で盛り上がっていたし実際素敵だったのですが、やっぱり相手役の存在って大きいんだなあと……いやその、コンスタンサが子どもっぽいので、そのコンスタンサを愛し崇拝するビメンタが若干ロリ入って見え(以下自粛)。
若しくは、ここにいない誰かを見ている。コンスタンサを腕に抱き愛を語る彼の瞳。その瞳に映る限りない憧憬が向けられている先は腕の中の少女ではなく、現し世のものではない面影。というような実はビメンタが愛したのは夭折した姫(第一王女)でコンスタンサに彼女の面影を重ねている物語が脳内に湧いてきました。それはそれで有りかなと(素)。オタクというか妄想癖は我ながら便利だけど始末が悪い(苦笑)。
あと今回ちょっと鬘が重くて顔とのバランスが悪い気がしたかなと。涼さんに対してこういう感想を抱くのは珍しいことですが。衣装とのバランスで大きくなっちゃった、とかいうこともあるのかな。
フィナーレは素晴らしい宝塚スタアっぷりで惚れ惚れしました。ため息のような「……オーレ」に腰が抜けた。いやマジで。
***
まだまだ他の人の話もしたい。あと1回くらいコインブラの話ができるといいなあ。
某ドリーさんが「主役が頭悪くて傍迷惑な話は多いけど今回のように大人が訳わからないのは新しい」と言っていて激しく同意。そう、コンスタンサがビメンタと出奔すると打ち明けた時の母王妃の反応「ごめんなさい」には口ぽかん状態でした。二人がいなくなった後のポルトガル王の反応も。こういう大人の不自然すぎるものわかりの良さが、中学生が書いた大河ロマンという印象になっております、私にとっては。
そういう王子と姫の童話を轟理事に主演させなくてもと思いますが、えらい人にとって古き佳き宝塚を託せるのは轟さんしかいないのかなあとも思いました。
今回はサブヒロインsと涼さんの話をします。今までに増して世迷いごと言ってます。
コンスタンサ姫=優香りこちゃんは苦戦していたと思う。今まで、姫系ヒロイン系の経験が全然ないものなあ。
私が最初にりこちゃんをいい!と思ったのは、『MdNO』の新公ジョセフィン(ルルの母)。本役の柚美さんが品のあるタイプなのが災いしていま一つピンと来なかった人物像を、したたかな女として確立させていた。上手かった。その次の『太王』は新公セームで、これまた激しくも魅力的な悪女だった。
基礎的な力はあって、そういう大人っぽい重要な役をきちっとこなせる子だ。けど、お姫様はまた別の力が要求されるんだろうなあ。
で、頑張って「純情可憐なお姫様」を演じた結果として幼くなってしまった気がする。純真無垢=子ども、みたいな。
でもその結果、唐突で考えなしな言動(母親にビメンタと逃げる計画をべらべら喋っちゃったり)(でも母親の反応にもっとびっくりした)に妙なリアリティが出たので、これはこれでありか、とも思いました。
これからヒロイン系で行くのか、それともやはり大人のいい女枠に落ち着くのか、今後が楽しみです。
もうひとり、イザベラ=夢妃杏瑠ちゃん。ちゃきちゃんのイザベラも見たかったけど、杏瑠ちゃんも良かった。酒場の看板娘、しっかり者で気が強くて、でも可愛い下町の女の子を活き活きと好演してました。コスタ=ともみんとの並びもお似合いだし、大人っぽく踊ると色気もあるし。
杏瑠ちゃんは最後のあすか茶にゲストで来ていて、あすかが「よろしくお願いします」と言っていたのを思い出すので、今回の好演が嬉しいです。これからも楽しみ。
で。コンスタンサについて触れた上で、ビメンタ=すずみん。
涼さんのコスチュームもの!貴公子!とポスター時点で盛り上がっていたし実際素敵だったのですが、やっぱり相手役の存在って大きいんだなあと……いやその、コンスタンサが子どもっぽいので、そのコンスタンサを愛し崇拝するビメンタが若干ロリ入って見え(以下自粛)。
若しくは、ここにいない誰かを見ている。コンスタンサを腕に抱き愛を語る彼の瞳。その瞳に映る限りない憧憬が向けられている先は腕の中の少女ではなく、現し世のものではない面影。というような実はビメンタが愛したのは夭折した姫(第一王女)でコンスタンサに彼女の面影を重ねている物語が脳内に湧いてきました。それはそれで有りかなと(素)。オタクというか妄想癖は我ながら便利だけど始末が悪い(苦笑)。
あと今回ちょっと鬘が重くて顔とのバランスが悪い気がしたかなと。涼さんに対してこういう感想を抱くのは珍しいことですが。衣装とのバランスで大きくなっちゃった、とかいうこともあるのかな。
フィナーレは素晴らしい宝塚スタアっぷりで惚れ惚れしました。ため息のような「……オーレ」に腰が抜けた。いやマジで。
***
まだまだ他の人の話もしたい。あと1回くらいコインブラの話ができるといいなあ。
全ツも青年館も終わってしまい虚脱しておりました。
11/5は全ツ千秋楽に行ってました。いやー楽しかった!!
松戸は都心から近いとは言え普段行かない土地なのでプチ旅行気分。見慣れない電車(新京成)に同行者ともどもテンション上がる(笑)。森のホール21は新しい立派なホールで、2階席でしたが見やすかったです。おまけに2階は空いていて後ろに人がいなかったので客席降りでは前のめりし放題だしやたら寛いだ気分で観劇してしまいました(笑)。
以下観劇メモ。
『再会』
・かなめマークは前髪バサリズムでイケメン度アップ。でもそのイケメンが相変わらずコロちゃんポーレットといちゃいちゃデレデレしているのがたまらん。
・全てにおいてパワーアップしていたのねねドリーヌ。最初のソロは前回(10/25府中)と比べても大概でしたが、隣席のお客さんが「昼よりすごい」と呟いてました。そ、そんなにか。
・その前の花嫁花婿、「私のためにこの世界回っている」とにんまり笑うねねちゃんと、やれやれと言う顔でそれを見守っているれおんはたまらなくお似合いだと思います。れおんはこれからも毎回ねねちゃんに振り回される役をやればいい。こういう若くて男っぽくて非の打ちどころのないハンサムはかわいこちゃんに振り回された方が度量や男ぶりが上がって見えると思うよ。
・最後の「それは嘘?」の言い方が変わってました。今までは泣きそうな印象だったんですが、ふくれっつらな感じになってた。これはこれで可愛い。
・アドリブ。生まれたかった生き物はくまのプーさん。何故。あかしと二人はちみつを食べるジェスチャーつき。後半で部屋を間違える酔っぱらいあかしもプーさんの鼻歌で登場。
・「ベートーベンガーシュインは偉大な作曲家」のところが「中村一徳酒井澄夫は偉大な演出家」になってた。この謎の人選は一体何事?(まさかリアルに独身?)
・れんたの酔っぱらい芸がキレを増している件。
・目がいくつあっても足りないモナコ観光の場面。しーらん(紫のスーツの人)がキトリに指輪あげてました!が、ロマンチック系ではなく両手の指広げてこの中でどれがいい?と選ばせてた!(笑) キトリは嬉しそうに選んで受け取ってました。
・それだけならともかく、更にれんたにもあげてた!(爆) れんたも嬉しそうに指にはめてた。何がしたいんだ君ら。
・その後教えていただきましたが「両手の指を拡げて指輪を選ばせる」ネタはかつて『ガラスの風景』でみらんくんがやっていたそうです。
・(脱線)しーらんの指輪をくれてやる的上から目線な雰囲気に壱城稀鳥如月で銀ちゃんの恋という妄想配役発生(どれでも好きなの持ってけよ)。その場合橘は天寿みっきーで。(脱線終了)
・ペっちゃんのボーイがホテルの部屋でサンドリーヌを見てニヤニヤほくそ笑む場面、きっちり笑いを取るようになっていた!
・大団円、何故かホテル従業員女子に熱烈アピールな直樹じゅん氏。
・ブーケトスは最後かなめ君が取ってしまいコロちゃんに渡してました(確かこのパターン前にも見た。かなめくんとコロちゃんが笑っちゃって、れおんもねねちゃんに「ダメじゃん」みたいに指差しながらやっぱり笑っちゃって、可愛かった)。
『ソウル・オブ・シバ!!』
・れおんの靴下は左に「千秋楽」右にれおんの似顔絵。
・その後の生着替えシーンでも「似顔絵なんだけど似てるなかあ」ともぎゅもぎゅ喋ってアピるれおん。それに対してコクコク頷くかなめシバが可愛くて昏倒しそうでした。
・靴磨きのチップは「来年お正月の星組公演を見に行っておいで」「交通費と宿泊費とチケットと……わーい!たくさん見に行ける!」。交通費と宿泊費を入れるところがよくわかってると思う。
・ここのアドリブはあかしが堂々としているからいつも安心して見ていられました(笑)。いいなああかし。
・パレードは2階からだと客席降りコトコトの猛ダッシュぶりがよくわかって感嘆。そしてれおんのお辞儀のナイアガラ逆流にテンション上がる。
アドリブ記録と思いつきメモはこのくらい。
終演後はまず組長ご挨拶。ここで夢城えれんちゃんが本日お誕生日とご紹介。(そして膝をつきひゅーひゅーとえれんちゃんを盛り上げるあかし)(いいやつ)
ご当地は千寿はると直樹じゅん。直樹くんがシャンシャン(と言うかモール)をぶんぶん振って嬉しそうにアピールしていたのが印象的でした。
れおんのご挨拶はコインブラ組も今日千秋楽であることに触れ「明日からも公演…お稽古、」と言い間違えてそのまま流してもよさそうなところを、「明日からもお稽古に励んでまいります!」ときっちり言い直してました。そんなところがれおんらしくて微笑ましいなあと。『太王』の頃はまだまだぎこちなくて手に汗握る思いで見ていた挨拶(ムラ初日翌日の阪急貸切挨拶ではヅカ初見の知人に「まだまだ初々しい感じですね」と言われてしまった)、今はまだ余裕はないものの手に汗握るほどではなくなって、真っ直ぐで一所懸命な良さがちょうど出ている気がして、なんかいいなあと。
カーテンコールは2回。一度目はお約束の、最低1回は上がるよねというカーテンコール。2回目は客席スタオベでわーわーひゅーひゅーうるさい(笑)。そんなファンも含めてやっぱ星組は楽しいです(笑)。
でも「星組全国ツアー『再会/ソウル・オブ・シバ』、お楽しみいただけましたか?」とれおんが言うのを聞くと、2005全ツを思い出してちょっと切なくなったりも(苦笑)。
最後なので出もギャラリーしてきました。ご当地出身の直樹くんがタクシーで別行動のため目の前を通って、ギャラリーから「スタイルいい」「鼻高い」の声が。(今回すっかりいいオヤジ役者ですが)(褒めてます!)
皆様はバスでしたが窓から手を振ってくれました。れんたがど金髪で帽子もサングラスもなしで身を乗り出していたのでよく見えました。サービスいい。
とにかく、楽しかった。
この全ツ自体が楽しかったし、千秋楽は更に、これで終わりだー!という盛り上がりとリラックスがちょうどいい感じで、とても幸福な空間でした。同行者と「楽しかったー」「可愛い、みんな可愛い」とへらへら帰ってきました。
で、その帰りの電車で本八幡を通過して、もうすぐ雪全ツ初日じゃんと呆然としたりもしたのですが。あっと言う間だ。
思えば、2005、2008、そして今回と星全ツの千秋楽は毎回行っている(そして毎回出のギャラリーをしている)(苦笑)。
次回も、こんなに幸福で楽しいといいなあ。いや千秋楽行くかどうかはともかくとして。
11/5は全ツ千秋楽に行ってました。いやー楽しかった!!
松戸は都心から近いとは言え普段行かない土地なのでプチ旅行気分。見慣れない電車(新京成)に同行者ともどもテンション上がる(笑)。森のホール21は新しい立派なホールで、2階席でしたが見やすかったです。おまけに2階は空いていて後ろに人がいなかったので客席降りでは前のめりし放題だしやたら寛いだ気分で観劇してしまいました(笑)。
以下観劇メモ。
『再会』
・かなめマークは前髪バサリズムでイケメン度アップ。でもそのイケメンが相変わらずコロちゃんポーレットといちゃいちゃデレデレしているのがたまらん。
・全てにおいてパワーアップしていたのねねドリーヌ。最初のソロは前回(10/25府中)と比べても大概でしたが、隣席のお客さんが「昼よりすごい」と呟いてました。そ、そんなにか。
・その前の花嫁花婿、「私のためにこの世界回っている」とにんまり笑うねねちゃんと、やれやれと言う顔でそれを見守っているれおんはたまらなくお似合いだと思います。れおんはこれからも毎回ねねちゃんに振り回される役をやればいい。こういう若くて男っぽくて非の打ちどころのないハンサムはかわいこちゃんに振り回された方が度量や男ぶりが上がって見えると思うよ。
・最後の「それは嘘?」の言い方が変わってました。今までは泣きそうな印象だったんですが、ふくれっつらな感じになってた。これはこれで可愛い。
・アドリブ。生まれたかった生き物はくまのプーさん。何故。あかしと二人はちみつを食べるジェスチャーつき。後半で部屋を間違える酔っぱらいあかしもプーさんの鼻歌で登場。
・「ベートーベンガーシュインは偉大な作曲家」のところが「中村一徳酒井澄夫は偉大な演出家」になってた。この謎の人選は一体何事?(まさかリアルに独身?)
・れんたの酔っぱらい芸がキレを増している件。
・目がいくつあっても足りないモナコ観光の場面。しーらん(紫のスーツの人)がキトリに指輪あげてました!が、ロマンチック系ではなく両手の指広げてこの中でどれがいい?と選ばせてた!(笑) キトリは嬉しそうに選んで受け取ってました。
・それだけならともかく、更にれんたにもあげてた!(爆) れんたも嬉しそうに指にはめてた。何がしたいんだ君ら。
・その後教えていただきましたが「両手の指を拡げて指輪を選ばせる」ネタはかつて『ガラスの風景』でみらんくんがやっていたそうです。
・(脱線)しーらんの指輪をくれてやる的上から目線な雰囲気に壱城稀鳥如月で銀ちゃんの恋という妄想配役発生(どれでも好きなの持ってけよ)。その場合橘は天寿みっきーで。(脱線終了)
・ペっちゃんのボーイがホテルの部屋でサンドリーヌを見てニヤニヤほくそ笑む場面、きっちり笑いを取るようになっていた!
・大団円、何故かホテル従業員女子に熱烈アピールな直樹じゅん氏。
・ブーケトスは最後かなめ君が取ってしまいコロちゃんに渡してました(確かこのパターン前にも見た。かなめくんとコロちゃんが笑っちゃって、れおんもねねちゃんに「ダメじゃん」みたいに指差しながらやっぱり笑っちゃって、可愛かった)。
『ソウル・オブ・シバ!!』
・れおんの靴下は左に「千秋楽」右にれおんの似顔絵。
・その後の生着替えシーンでも「似顔絵なんだけど似てるなかあ」ともぎゅもぎゅ喋ってアピるれおん。それに対してコクコク頷くかなめシバが可愛くて昏倒しそうでした。
・靴磨きのチップは「来年お正月の星組公演を見に行っておいで」「交通費と宿泊費とチケットと……わーい!たくさん見に行ける!」。交通費と宿泊費を入れるところがよくわかってると思う。
・ここのアドリブはあかしが堂々としているからいつも安心して見ていられました(笑)。いいなああかし。
・パレードは2階からだと客席降りコトコトの猛ダッシュぶりがよくわかって感嘆。そしてれおんのお辞儀のナイアガラ逆流にテンション上がる。
アドリブ記録と思いつきメモはこのくらい。
終演後はまず組長ご挨拶。ここで夢城えれんちゃんが本日お誕生日とご紹介。(そして膝をつきひゅーひゅーとえれんちゃんを盛り上げるあかし)(いいやつ)
ご当地は千寿はると直樹じゅん。直樹くんがシャンシャン(と言うかモール)をぶんぶん振って嬉しそうにアピールしていたのが印象的でした。
れおんのご挨拶はコインブラ組も今日千秋楽であることに触れ「明日からも公演…お稽古、」と言い間違えてそのまま流してもよさそうなところを、「明日からもお稽古に励んでまいります!」ときっちり言い直してました。そんなところがれおんらしくて微笑ましいなあと。『太王』の頃はまだまだぎこちなくて手に汗握る思いで見ていた挨拶(ムラ初日翌日の阪急貸切挨拶ではヅカ初見の知人に「まだまだ初々しい感じですね」と言われてしまった)、今はまだ余裕はないものの手に汗握るほどではなくなって、真っ直ぐで一所懸命な良さがちょうど出ている気がして、なんかいいなあと。
カーテンコールは2回。一度目はお約束の、最低1回は上がるよねというカーテンコール。2回目は客席スタオベでわーわーひゅーひゅーうるさい(笑)。そんなファンも含めてやっぱ星組は楽しいです(笑)。
でも「星組全国ツアー『再会/ソウル・オブ・シバ』、お楽しみいただけましたか?」とれおんが言うのを聞くと、2005全ツを思い出してちょっと切なくなったりも(苦笑)。
最後なので出もギャラリーしてきました。ご当地出身の直樹くんがタクシーで別行動のため目の前を通って、ギャラリーから「スタイルいい」「鼻高い」の声が。(今回すっかりいいオヤジ役者ですが)(褒めてます!)
皆様はバスでしたが窓から手を振ってくれました。れんたがど金髪で帽子もサングラスもなしで身を乗り出していたのでよく見えました。サービスいい。
とにかく、楽しかった。
この全ツ自体が楽しかったし、千秋楽は更に、これで終わりだー!という盛り上がりとリラックスがちょうどいい感じで、とても幸福な空間でした。同行者と「楽しかったー」「可愛い、みんな可愛い」とへらへら帰ってきました。
で、その帰りの電車で本八幡を通過して、もうすぐ雪全ツ初日じゃんと呆然としたりもしたのですが。あっと言う間だ。
思えば、2005、2008、そして今回と星全ツの千秋楽は毎回行っている(そして毎回出のギャラリーをしている)(苦笑)。
次回も、こんなに幸福で楽しいといいなあ。いや千秋楽行くかどうかはともかくとして。
11/4(水)18時半見てきました。2回目にしてMY楽。平日夜が1回だけいうのは社会人に不親切だなあと。
全ツ組観劇でした。
あまおともみコントは「今日は星が輝いてますねえ。あ、きれいな人がいますよ!夢が咲いてるような。ねーねー!」「私と航海しませんか?」「あ、こっちにかっこいい人がいますよ。カップルじゃないですか?」「そうかー、ちえっ!」「それでは後ほど『再会』しましょう!」で二人キメポーズ(途中若干省略)。
2幕最初は、修道女に混ざるオカマに全ツ組大ウケ。オカマ5人もノリノリ。そして終演後のトド様ご挨拶は「全国ツアーのみんなが来てくれました。コインをぶら下げて」ってそれ『太王』千秋楽でちえテルが言ってたネタじゃないですか!当時、うわー微妙と思ったのに再び聞くことになろうとは(笑)。
前回色々書きましたが、改めて見るとこういう古色蒼然たる作品を書くと言うのは、どれだけ古き佳き宝塚が好きなのかと思いました。そう思うと公一氏も憎めない(笑)。
***
さて『コインブラ物語』。
何やら若手男役売出し祭り公演の様相を呈していると思うのは私だけでしょうか。それもあって楽しんじゃったというか(笑)。
今日はその辺りの話を。
コスタ=夢乃聖夏。
明るく陽気で親しみやすく、お調子者でちょっと馬鹿(笑)な気のいい男、なのが最初の客席降りコントでまず印象付けられる。(余談ながら相方の船長天緒っちがダンディでいい男)
でも実は頼りになる水夫長で、仕事ができる海の男(見るからに体育会系なのでそういう仕事なら有能で納得)。
なのに恋人と所帯を持つために、次の航海を最後に陸にあがると言う(優しくて誠実そうないい人、旦那にしたら幸せにしてくれそうドリーム)。
酒場でのダンスシーンでは格好良く。プロポーズも、相手の父親に先に了解とっちゃったりする古い男でありながら、いざ本人には「……承知してくれるか?」と心配そうになるヘタレ大型犬。晴れて承諾してもらって満面の笑顔、全身で喜びを表現してのいちゃいちゃデレデレっぷり。
どんだけともみん宛て書きというかともみんの魅力凝縮ドリーム投影キャラクタなの!と、一人でハクハクしていたのですが、あんまり噂を聞かないのでもしかして食いついているのは私だけなのかと気になっております(素)。本当に今現在のともみんのアピールポイントを全て網羅したキャラだと思うんだけどなー。(余りに「今現在」にぴったりすぎて新しい面を開拓とは行きませんでしたが、まあそれは仕方ない)
本日は2階下手端だったので「この海をどこまでも行こう!」とか歌う上手花道のともみんにビシッと指差されました。わーい(落ち着け)。
アントニオ=紅ゆずる。
歌いながらの客席登場。事前に聞いてはいましたが、ベニーのハッタリ力全開!(爆)いやーいいわー。スタイル良しの美形様がワイルドなロン毛を翻して一気に場を掌握ですよ。
いつも変顔したり笑いを取りに走り過ぎて、内心苦笑して見ていた(失礼)ベニーですが、今回は役柄のせいかそれほどでもなかったよね? 今まで子分や小物な役が多かったけれど、今回はちゃんと盗賊団の頭でミランダちゃんの頼れる兄貴に見えていたよね?
あと歌も良かったと思う。『太王』の時のトークショーで「ダンス歌芝居では歌が一番好き」と言っていて同行者と「え?小もといお芝居じゃないの?」と驚きましたが(重ねて失礼)、今回見てなんか納得しました。
2幕の水夫役も今度は金髪ロン毛で格好良かった。ソロ歌も少しあって(さやかと歌い継ぎ!)これも良かった。叙情的な曲よりもこういうワイルド系の方がはまるのかもしれない。
全体的に、ペニーも大人になった?という印象でした(でもまだ?マーク付きですが)(いややっぱり今までのイメージが・笑)。
フェルナンド=美弥るりか。
ミランダちゃんの年下彼氏。これもみやるり宛て書きだよね。でなければわざわざ年下設定にしてそれを強調する必要ないものね。いやみやるりの方がまりもより学年上ですが、年下の美少年ドリームを投影するのに相応しいキャラだよね。(と書いているうちにこの乙女ゲーのような配役を実現したのは誰だろうと訝しくなってきた。景子たんやサイトー君ならわかるけど、公平氏?)
美少年だけれどワイルドでしっかりしていて、盗賊団の一員としても有能で、アントニオが妹を任せてもいいと思うほどの男なのだろうと思わせられる。
そして、ミランダへの恋心を吐露するソロ。家と身分を失った不幸な主家の兄妹。しかしその不幸がなければ彼が身分を越えてミランダと愛し合うことはなかった。その痛みを含みながらもそれ故に更なる甘美さを帯びる恋を、陶然と歌う姿。未来への希望と若さの驕りに輝いて見えた。
前回の『太王』スジニ(新公カクダン)を経ての今回、やっぱりみやるりは男役なんだなあ、男役が好きなんだなあと思いました。フィナーレの気障りっぷりも凄い。上目づかいに客席を見据え唇歪めてニヤリと気障る姿に震撼。
ロドリゲス=真風涼帆。
黒づくめの悪役という点で異彩を放ち、しかし実は国王の忠臣。これも儲け役だと思う。
まだまだ滑舌は良くはないし喋り出すとちょっと心配になってしまうのだけれども(苦笑)、でも頑張ってた。コスチューム姿でいわくありげに立っているだけでビジュアル勝ちなので、このあまり台詞の多くない動きの少ない役もやはり真風のための役だったのかなと思います。
ほんとうにまだまだ発展途上なんだけれども誠実な芝居をしていると思うし、地道に成長してると思うのでね。これからも頑張ってください。
あとフィナーレは流石に板についてきたかと。夢乃紅真風の個性バラバラさ加減が面白い。
と書きかけていたネタだったので中堅若手の目立つ役が付いている男役の話をしましたが、実は今日はすずみんに結構色々思うところがありました。やっぱ涼さんすごいわとか持ってかれたことも含め。その辺の話もできたらそのうちに。
全ツ組観劇でした。
あまおともみコントは「今日は星が輝いてますねえ。あ、きれいな人がいますよ!夢が咲いてるような。ねーねー!」「私と航海しませんか?」「あ、こっちにかっこいい人がいますよ。カップルじゃないですか?」「そうかー、ちえっ!」「それでは後ほど『再会』しましょう!」で二人キメポーズ(途中若干省略)。
2幕最初は、修道女に混ざるオカマに全ツ組大ウケ。オカマ5人もノリノリ。そして終演後のトド様ご挨拶は「全国ツアーのみんなが来てくれました。コインをぶら下げて」ってそれ『太王』千秋楽でちえテルが言ってたネタじゃないですか!当時、うわー微妙と思ったのに再び聞くことになろうとは(笑)。
前回色々書きましたが、改めて見るとこういう古色蒼然たる作品を書くと言うのは、どれだけ古き佳き宝塚が好きなのかと思いました。そう思うと公一氏も憎めない(笑)。
***
さて『コインブラ物語』。
何やら若手男役売出し祭り公演の様相を呈していると思うのは私だけでしょうか。それもあって楽しんじゃったというか(笑)。
今日はその辺りの話を。
コスタ=夢乃聖夏。
明るく陽気で親しみやすく、お調子者でちょっと馬鹿(笑)な気のいい男、なのが最初の客席降りコントでまず印象付けられる。(余談ながら相方の船長天緒っちがダンディでいい男)
でも実は頼りになる水夫長で、仕事ができる海の男(見るからに体育会系なのでそういう仕事なら有能で納得)。
なのに恋人と所帯を持つために、次の航海を最後に陸にあがると言う(優しくて誠実そうないい人、旦那にしたら幸せにしてくれそうドリーム)。
酒場でのダンスシーンでは格好良く。プロポーズも、相手の父親に先に了解とっちゃったりする古い男でありながら、いざ本人には「……承知してくれるか?」と心配そうになるヘタレ大型犬。晴れて承諾してもらって満面の笑顔、全身で喜びを表現してのいちゃいちゃデレデレっぷり。
どんだけともみん宛て書きというかともみんの魅力凝縮ドリーム投影キャラクタなの!と、一人でハクハクしていたのですが、あんまり噂を聞かないのでもしかして食いついているのは私だけなのかと気になっております(素)。本当に今現在のともみんのアピールポイントを全て網羅したキャラだと思うんだけどなー。(余りに「今現在」にぴったりすぎて新しい面を開拓とは行きませんでしたが、まあそれは仕方ない)
本日は2階下手端だったので「この海をどこまでも行こう!」とか歌う上手花道のともみんにビシッと指差されました。わーい(落ち着け)。
アントニオ=紅ゆずる。
歌いながらの客席登場。事前に聞いてはいましたが、ベニーのハッタリ力全開!(爆)いやーいいわー。スタイル良しの美形様がワイルドなロン毛を翻して一気に場を掌握ですよ。
いつも変顔したり笑いを取りに走り過ぎて、内心苦笑して見ていた(失礼)ベニーですが、今回は役柄のせいかそれほどでもなかったよね? 今まで子分や小物な役が多かったけれど、今回はちゃんと盗賊団の頭でミランダちゃんの頼れる兄貴に見えていたよね?
あと歌も良かったと思う。『太王』の時のトークショーで「ダンス歌芝居では歌が一番好き」と言っていて同行者と「え?小もといお芝居じゃないの?」と驚きましたが(重ねて失礼)、今回見てなんか納得しました。
2幕の水夫役も今度は金髪ロン毛で格好良かった。ソロ歌も少しあって(さやかと歌い継ぎ!)これも良かった。叙情的な曲よりもこういうワイルド系の方がはまるのかもしれない。
全体的に、ペニーも大人になった?という印象でした(でもまだ?マーク付きですが)(いややっぱり今までのイメージが・笑)。
フェルナンド=美弥るりか。
ミランダちゃんの年下彼氏。これもみやるり宛て書きだよね。でなければわざわざ年下設定にしてそれを強調する必要ないものね。いやみやるりの方がまりもより学年上ですが、年下の美少年ドリームを投影するのに相応しいキャラだよね。(と書いているうちにこの乙女ゲーのような配役を実現したのは誰だろうと訝しくなってきた。景子たんやサイトー君ならわかるけど、公平氏?)
美少年だけれどワイルドでしっかりしていて、盗賊団の一員としても有能で、アントニオが妹を任せてもいいと思うほどの男なのだろうと思わせられる。
そして、ミランダへの恋心を吐露するソロ。家と身分を失った不幸な主家の兄妹。しかしその不幸がなければ彼が身分を越えてミランダと愛し合うことはなかった。その痛みを含みながらもそれ故に更なる甘美さを帯びる恋を、陶然と歌う姿。未来への希望と若さの驕りに輝いて見えた。
前回の『太王』スジニ(新公カクダン)を経ての今回、やっぱりみやるりは男役なんだなあ、男役が好きなんだなあと思いました。フィナーレの気障りっぷりも凄い。上目づかいに客席を見据え唇歪めてニヤリと気障る姿に震撼。
ロドリゲス=真風涼帆。
黒づくめの悪役という点で異彩を放ち、しかし実は国王の忠臣。これも儲け役だと思う。
まだまだ滑舌は良くはないし喋り出すとちょっと心配になってしまうのだけれども(苦笑)、でも頑張ってた。コスチューム姿でいわくありげに立っているだけでビジュアル勝ちなので、このあまり台詞の多くない動きの少ない役もやはり真風のための役だったのかなと思います。
ほんとうにまだまだ発展途上なんだけれども誠実な芝居をしていると思うし、地道に成長してると思うのでね。これからも頑張ってください。
あとフィナーレは流石に板についてきたかと。夢乃紅真風の個性バラバラさ加減が面白い。
と書きかけていたネタだったので中堅若手の目立つ役が付いている男役の話をしましたが、実は今日はすずみんに結構色々思うところがありました。やっぱ涼さんすごいわとか持ってかれたことも含め。その辺の話もできたらそのうちに。
今日は横浜ヘアーショー@みなとみらい内のイベント「立樹遥トークショー」に行ってきました。しぃちゃん全然変わってなかった。
が、本日欄では『コインブラ物語』の話をします。しぃちゃんも日曜日に見に来ていたそうですね。
10/31(土)11時初見。
***
楽しかったー!
作品への期待値が限りなく低かったのと、組子がわいわいやってるだけで幸せになれる痛い組担なのが勝因と思われます(笑)。実際、最初の方の王宮で勢揃いの場面でうわ懐かしいなあみんなと思って我ながら苦笑。
物語としては、宝塚にありがちなラブストーリー。王子とそれほど身分の高くない娘が出会って恋に落ちて、でも王子は政略結婚させられて、でも結婚相手の姫にも思う相手がいたのをいいことに仮面夫婦していたらそれをよく思わない父王が娘を亡き者にしようとして、云々。大航海時代のスペインが舞台で衣装は豪華で目に快いし(エルアルコン再びが多数)たまにはこういう古いタイプの王道な恋愛ものもいいんじゃないの、と。
まあ途中いくつか顎が外れる展開がありますし(盗賊団「黒い風」の顛末とか)、台詞の言葉の使い方が薄っぺらいので国によって個人の恋愛が引き裂かれる悲劇を描いているはずなのにその国の重みがちっとも響いてこなかったりして、その辺も含めて古いなあ、中学生頃の私(文芸部所属女子)が乏しい知識を総動員して頭でっかちに書きそうな話だなあと(失礼)。同じ物語でも例えば大野君が演出したら重厚な悲劇になったかもしれない。でもまあその辺は割り切って。
主役の王子ペドロと王妃の侍女イネスの他に、隣国の姫コンスタンサと幼馴染の近衛隊長ピメンタ、水夫コスタと酒場の娘イザベラ、没落した名家の出で盗賊の娘ミランダと盗賊仲間で元は彼女の家に仕える身だったフェルナンド、と複数の恋人たちが出てくるので、きっと主人公カップルを中心に様々な愛の形を描く、という意図なんだろうなと。それぞれのエピソードが孤立していて全体としてあまり成功しているとは言えないとも思うのですが、でもそれぞれの物語は胸を打つものがあり、皆に見せ場があってそれはいいじゃないかと。主役よりも断片的な描写の脇役カップルの方が生き生きと魅力的に描かれているのはご愛嬌。
個人的には酒井澄夫で星組と言えば『花舞う長安』を思い出すのですが、あれは1時間半で玄宗と楊貴妃の物語をだったけれど、例えばそこに安禄山の野望に協力して暗躍する女がいたり、皇甫惟明を慕って彼の死に涙する姫がいたり、楊国忠の妻との別れの場面があったり(笑)したらこんな風になったのかなあとちょっと思いました。
色々ケチつけているようですが何だかんだ言って楽しみました。楽しんだ者勝ち(笑)。みんな熱演で役にはまっていてそれぞれ良かったし(個人的にはともみんがすごくいいともみんで良かった)。普段台詞の無いような子たちも喋っていて見ていて嬉しかったし。
個別の話はまた別項で。メインストーリーはステレオタイプなので脇筋やキャラを語った方が絶対楽しかったことが伝わる話になると思う(笑)。
とりあえず、もしこれから見に行く方が読んでいたら2幕冒頭の修道女に混じっている汐月しゅう君を是非チェックしてください(笑)。ネタ(エルアルコンの愛人のように)でなく大真面目にやっているのがたまらなく可笑しい(いや褒めてます可笑しくてこそ男役)。あとフィナーレですずみんの後ろで踊る4人口美城碧海美弥汐月、特にやる気全開フルスロットルにキザるみやるり。
と言いつつ、まりもの話だけはここでしておきます。
ネタばれになるので一応畳みます。
が、本日欄では『コインブラ物語』の話をします。しぃちゃんも日曜日に見に来ていたそうですね。
10/31(土)11時初見。
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楽しかったー!
作品への期待値が限りなく低かったのと、組子がわいわいやってるだけで幸せになれる痛い組担なのが勝因と思われます(笑)。実際、最初の方の王宮で勢揃いの場面でうわ懐かしいなあみんなと思って我ながら苦笑。
物語としては、宝塚にありがちなラブストーリー。王子とそれほど身分の高くない娘が出会って恋に落ちて、でも王子は政略結婚させられて、でも結婚相手の姫にも思う相手がいたのをいいことに仮面夫婦していたらそれをよく思わない父王が娘を亡き者にしようとして、云々。大航海時代のスペインが舞台で衣装は豪華で目に快いし(エルアルコン再びが多数)たまにはこういう古いタイプの王道な恋愛ものもいいんじゃないの、と。
まあ途中いくつか顎が外れる展開がありますし(盗賊団「黒い風」の顛末とか)、台詞の言葉の使い方が薄っぺらいので国によって個人の恋愛が引き裂かれる悲劇を描いているはずなのにその国の重みがちっとも響いてこなかったりして、その辺も含めて古いなあ、中学生頃の私(文芸部所属女子)が乏しい知識を総動員して頭でっかちに書きそうな話だなあと(失礼)。同じ物語でも例えば大野君が演出したら重厚な悲劇になったかもしれない。でもまあその辺は割り切って。
主役の王子ペドロと王妃の侍女イネスの他に、隣国の姫コンスタンサと幼馴染の近衛隊長ピメンタ、水夫コスタと酒場の娘イザベラ、没落した名家の出で盗賊の娘ミランダと盗賊仲間で元は彼女の家に仕える身だったフェルナンド、と複数の恋人たちが出てくるので、きっと主人公カップルを中心に様々な愛の形を描く、という意図なんだろうなと。それぞれのエピソードが孤立していて全体としてあまり成功しているとは言えないとも思うのですが、でもそれぞれの物語は胸を打つものがあり、皆に見せ場があってそれはいいじゃないかと。主役よりも断片的な描写の脇役カップルの方が生き生きと魅力的に描かれているのはご愛嬌。
個人的には酒井澄夫で星組と言えば『花舞う長安』を思い出すのですが、あれは1時間半で玄宗と楊貴妃の物語をだったけれど、例えばそこに安禄山の野望に協力して暗躍する女がいたり、皇甫惟明を慕って彼の死に涙する姫がいたり、楊国忠の妻との別れの場面があったり(笑)したらこんな風になったのかなあとちょっと思いました。
色々ケチつけているようですが何だかんだ言って楽しみました。楽しんだ者勝ち(笑)。みんな熱演で役にはまっていてそれぞれ良かったし(個人的にはともみんがすごくいいともみんで良かった)。普段台詞の無いような子たちも喋っていて見ていて嬉しかったし。
個別の話はまた別項で。メインストーリーはステレオタイプなので脇筋やキャラを語った方が絶対楽しかったことが伝わる話になると思う(笑)。
とりあえず、もしこれから見に行く方が読んでいたら2幕冒頭の修道女に混じっている汐月しゅう君を是非チェックしてください(笑)。ネタ(エルアルコンの愛人のように)でなく大真面目にやっているのがたまらなく可笑しい(いや褒めてます可笑しくてこそ男役)。あとフィナーレですずみんの後ろで踊る4人口美城碧海美弥汐月、特にやる気全開フルスロットルにキザるみやるり。
と言いつつ、まりもの話だけはここでしておきます。
ネタばれになるので一応畳みます。